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ヴァイマール、ベルリン、クラクフ旅日記VIII

 荷造りをしてホテルをチェックアウトし、ツォー駅へ向けて歩く。13ユーロもする朝食はパスしたので、朝食代わりに通りがかりのソーセージ屋でカレー・ソーセージを食べる。パンを付けて1.35ユーロ。ホテルの朝食の10分の1だが、腹一杯になった。ソースもかなりスパイシーで美味しい。スーパーも見つけて土産のチョコレートを仕入れる。そうこうするうちにツォー駅に到着し、すぐに来たX9のバスでテーゲル空港へ。
 テーゲル空港に着いてしばらくしてもチェックイン・カウンターがなかなか開かないので待っていると、おじさんがやってきて周りと何やら相談した後、手書きの券を渡し始めた。何でも空港のコンピューター・システムがダウンしてしまっているとか。渡された手書きの搭乗券には席の番号も書いていないので、どうなっているのかと訊けば、好きなところに座ってよいとのこと。やれやれという感じだ。
 エコノミー・クラスの一番前の席に座り、コペンハーゲンへ向かう。空港でもらったTagesspiegel紙を広げると、ちょうど20年前の今日、プラハのドイツ大使館へ押し寄せた東ドイツ市民が列車で西ドイツへ入ったとのこと。当時西ドイツの外務大臣だったゲンシャーの手記が載っていた。刻々と変化する情勢に対応しながら、東ドイツの市民にこれほど親身に対応したのは、ゲンシャー自身が東側のハレから出て来たということも要因の一つだろう。非常に感動的な手記だった。
 コペンハーゲンに着いて、東京行きの便のゲートへ向かうと、すでに日本人が群れていてげんなりしてしまう。おまけに機内で隣に座ったのは、子連れの家族の一人で、これにもうんざりした。とても落ち着いて本を読んだりする気にならないうえに、がさごそとやかましくて眠れない。それに故障したヘッドフォンは、こちらから催促に行かないと取り替えてもらえないし、機内食も、行きよりはましながらけっして美味しくはない。今回の往復のフライトで、スカンジナビア航空の印象はかなり悪くなった。
 成田への到着は、予定よりも早まって9時を少し回った頃。おかげで10時の羽田行きのバスに乗れたし、羽田からの飛行機の予約も12時発に変更できた。ただ、羽田からの飛行機が遅れて、広島空港に到着したのは14時近くだった。向こうに何かを残してきたような、どこか落ち着かない気持ちで広島の街に降り立った。

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