クラクフ旅日記:2013年7月24日
早いもので、もう帰国の日が来てしまった。午前中は、国際美学会の3日目のセッションに参加できた。リチャード・シュスターマンが提唱する。Somaesthetics──日本語で言えば、身=肉の美学という感じだろうか──をテーマとするパネル・セッションの他、クリスチャン・ボルタンスキーらの記憶の芸術をテーマとする発表や、「不在の顕現」を軸とする、反形式的な戦略をもった伊勢神宮の遷宮のあり方を検討した発表を聴いた後、いそいそと空港へ向かう。
会場の講堂の近くのバス停から乗った空港行きのバスが、意外に早く空港に着いたので、土産物を買ってからチェックインすることができた。これからフランクフルトと成田経由で広島へ向かうことになる。
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